2015年2月1日
黒い四足をとりにいきました.
冬眠によく使われる穴です.木のうろです.他に岩穴などもあるそうです.穴の中を棒でつついたり木をたたいたあと穴に顔を突っ込んで耳を澄ませていましたが,この穴には入っていませんでした.いれば何かしら反応があるのでわかるそうです.熟練者は良く入る穴をいくつも知っているそうです.
二つ目の穴まで登ります.写真に写っている溝は,熟練者の犬が縦横無尽に走り回っている跡です.途中シロモジの木などいろいろ教えてもらったのですが,見分ける自信はありません.
人が進退窮まってしまうほどの斜面でも平気で走り回ります.犬にここまでの走破性があるとは思いませんでした.
二つ目の穴につきました.
尾根から下をのぞいたところ.木の根元付近にうろが空いています.熟練者がそこまで降りて確認してくれたところいませんでした.いたらいたで大変なことになりそうです.入り口は小さいけど中は1.5mほどの空間があるそうです.ほかの穴には,寝床に至る通路が30m(3mの聞き間違いであってほしいですが)もあるところがあり,そこに人が入っていく場合もあるそうです.肩がぎりぎり入る穴に潜り込んで,仕事が済んだら足を持って引っ張り出してもらうという話も聞きました.この日は何をすることになるかとドキドキしていました.
いなかったので一度尾根まで上がり,別の尾根筋を下りていきました.高度差380メートルの登りでしたが熟練者が先頭で道を付けてくれたので楽でした.
カメラは水平にして撮ったと思います.熟練者は地形を見ながら地図なしでナビゲーションをして,停めてある車の場所まで誤差なしで下りてきました.早めにあがったのでその後熟練者に池に連れて行ってもらいました.夕方にしては珍しく二つの池にとりが入っていたのですがとれず.また前日と同じ場所で茶色い四足と出合い頭であってしまいましたがこちらもとれず.結構な大きさのオスの一匹ものでした.