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2015-7-20

2015年7月20日

山に行きました.


ここから歩きます.


まだわらびがありました.


モリアオガエルの卵だと思いますが水際まで20メートルほどあります.孵ったオタマジャクシはどうするのでしょうか.


この日はオレンジ色の木の実の種が大量に入った糞を良く見かけました.


川につきました.ここからさらに1時間以上歩きます.かなり草が育って足元が見えなかったので,危ない個所では鎌で草を刈りながら慎重に歩いた分前回より時間がかかりました.


ここから釣り上がります.腰から下げているのは鎌と簡易アイゼンと熊撃退用スプレー.草が多いときはナタより鎌のほうが便利です.鎌の鞘は皮で自作.簡易アイゼンは泥の崖などでもよく効きます.水は口元まで伸ばしたチューブで飲みます.水と塩,食糧を意識して定期的にとるようにして,それをすぐ吸収できる高性能な消化器官があり,自分の限界以下のペースで歩くようにすれば多分ばてません.


26cmのイワナ.よく太っています.川によって色が違います.ここのは白っぽく,先週行ったところは黄色でした.この水系でもある沢は赤色だそうです.川底の色のような気もします.色と味の相関は無いようです.


川沿いの背丈以上の藪の奥から嫌な鳴き声がしたのでひょっとして熊かと思って鈴の音と声でこちらの存在をアピールしたところ,カーブを曲がった先で5,6匹のサルが岩に座ってこちらをにらんでいました.気づくと周囲の木や岩に2,30匹のサルがいてこちらをじっと見ています.いつの間にか群れに取り囲まれていたようです.こちらの音や声に興味を持って集まったのかもしれません.サルは鋭い牙をもって結構危険と聞いたことがあります.川を渡ってくることはないだろうと思って,サルを無視して川の中を釣り上って行ったところ,しばらくついて来たのですがそのうちいなくなりました.しかし川を渡っているサルもいたので水の中が安全というわけでもなさそうです.


過去最深部まで進出しました.まだまだ先まで川は続きますがこれ以上は熟練者と一緒に来ることにします.ここでお昼を食べて引き返します.本流よりもそこに流れ込むある枝沢が釣れるとも聞きました.


来た道を引き返します.周りは自然ばかりでイワナのいる川はきれいで山上の楽園です.往路2時間歩き,3時間釣り上がって復路3時間歩きました.休憩は昼食の数分のみで13kmの移動でした.先週のパラダイスでは19km歩きました.


一部木陰の道です.


夏は冷やしたこれがおいしいです.おすすめは抹茶の餡か,能登大納言の餡です.