2015年8月29日
山に行きました.
5時24分に登り始めました.登り口そばの駐車場が空いていたのでマージンを30分ほど稼げました.
しばらくはブナの森の中の林道歩きでここから登山道が始まります.この日は雨でした.
6時17分に雪渓下の小屋に到着.
10分ほど歩いて雪渓に入ります.
気温は10度を切っていたと思います.雪は締まっていて歩きやすかったです.スプーンカットもしっかりついていたので足の置き場には困りませんでした.雪渓の上は落石が多いので,ヘルメットを着けて上を見ながら急いで登りました.幸い雪の上を落ちてくる石には遭遇しませんでした.ひと月前に向かいの山から見た時は数珠つなぎになって登っていましたが,この日は前後数百メートルの範囲に人は見えませんでした.
大雪渓上部の小雪渓は融けていたので秋道を通ります.ここも落石が多いそうです.
避難小屋.
ここより上は一面のお花畑でした.
9時31分に一つ目の山小屋につきました.
水分とエネルギー,電解質,アミノ酸を意識して摂るようにしました.写真はスポーツ店で一番効きそう(高価)だったアミノ酸.
山頂直下の山荘.日本で一番大きな山小屋です.下から見ると要塞のようです.
ここら辺から雨が上がりました.後ろにあの山も見えます.
10時18分に山頂につきました.登りは5時間弱でした.標高差1682メートルです.近日熟練者と行く予定の一泊源流イワナのパラダイス釣行のトレーニングのためもあって非常用装備と食料・水をたくさん詰めてザックを重くしました.9kgです.
下りに豪華な山荘をのぞきました.ここは日本で一番景色の良いカフェだと思います.晴れたらすごい景色でしょう.ケーキセットもあります.ベッドの個室もあるようです.
雪渓上部まで降りてきました.登ってくる人が見えます.この時間になると老若男女結構な人数とすれ違います.かなり人気の山のようです.下りは少し雪が緩んでいました.そのためか雪渓両脇の斜面で石が崩れる音が頻繁にします.熟練者に聞くと,石が雪の上まで来てしまうと音がしないので,両脇で崩れる音がしたらそのたびに注視して石が落ちてくるかを確かめないとだめだとのことです.危険なところは早く抜けたいので雪渓は駆け下りました.
13時55分に登り口に戻りました.下りは3時間半程度でした.人が少なく渋滞がなかったので早く歩けました.
温泉.岩の露天風呂が結構良かったです.知床の熊の湯のようでした.しかも適度な温度でゆっくりつかることができます.この道沿いにはほかに何軒かあるようです.
ひと月前も寄った蕎麦屋.マガモを使った鴨つけ汁そば.金沢には十分明るいうちに帰りつけました.登り口まで近いため,3000メートル級の山でも日帰りできるのが良いですね.日本海側に登り口があるともっと楽なのですが,そのような登山ルートは少ないようです.