2016年10月9日
熟練者と三人で奥山にマイタケを採りに行きました.採っても採れなくても今シーズンのマイタケ採り最終日です.運が良ければ11月山に入っている時にたまたま遭遇するかもしれませんがまずないでしょう.しかしその時はとてもおいしい黒マイタケです.
【この山は最初のとりつき20メートルほどは崖ですがそれ以降はさほどではありません.しかし藪がすごい.手でかき分けて隙間に体をねじ込んでいくように進みます.ネマガリダケが多かったので春に来ると採り放題です.忘れずに来ましょう】【ありました.同行の若手が見つけたのですが文字通り舞うように喜んでいました.マイタケはミズナラ,栗の木に生えます.この山はミズナラの木はほとんどないので,栗の木を探します.樹皮と葉で判断できるのですが,下に落ちているイガを見ればすぐわかります】【約4kg取れました.一人1kgもらって,残りをジビエ寿司屋に持ち込んで人を呼んで宴会です】【同じ木になめこも生えていました.もちろん取りました】
【この山には自然薯のツルもたくさん生えていました.掘るのは大変なのでむかごを採りました.むかごご飯と,塩ゆでしてつまみにします】【なめこは洗って冷凍.食べたくなったらお汁にします】【かんじき用のクロモジも採りました】【太いクロモジを切ってすりこ木にします】【クマの爪痕がついたホウノキ(朴葉味噌の木)がたくさんありました.登って木の実か何かを食べているのでしょう.やはりこの山は熊が多そうです.ネマガリダケは熊も食べに来るので採りに来るときは気をつけましょう】
【ジビエ寿司屋で宴会.天然マイタケの天ぷら.プロがあげるとやはりおいしい.大量のマイタケが次々に揚げられて出てきます】【天然なめこと天然マイタケのお汁.何とも贅沢です】