2016年12月4日
奥山へ四つ足をとりに行きました.
見晴らしの良い場所に各自登って見張ります【写真は4,500メートル先の斜面の木にとまっている鷲.結構大きいのでおそらくクマタカです】【主尾根に登りました.標高を上げるとブナばかりになります.今年はブナの花の咲くころに雪が降ったようでブナの実は凶作,ドングリはおそらく平年並み.ブナの実は食べつくしたので標高の低いところのドングリを食べているのではということです.餌の少ない年はさっさと冬眠の穴に入るようです】
【写真中央のミズナラの木の枝が折られて葉が枯れているのが熊棚です.10月ごろドングリがまだ落ちずに木になっているときに,木に登って枝を折って尻の下に敷きながら食べたものです.葉が青い時に折られて枯れたものは落葉せずに残るのですぐ見つかります.ドングリができるナラ以外に,柿やカラスザンショウの木にも登ってボキボキ折っています.注意深く見ると,民家の近くにある木も折られていて現れたことがわかります】【尾根上にクマの糞などの痕跡がたくさんありました.写真のものは2,3週間たっているようです】【少し見にくいですがミズナラの木に登った爪跡.爪の間が広いので結構大きい個体です】
シャクナゲが狂い咲きしていたので数本切ってきました.ぬるま湯に挿すとよいとのことです.きれいに咲くでしょうか.他にかんじき用のクロモジを10本程度切ってきました.ナメコ,クリタケはありましたが腐っていました.そろそろキノコも終わりです.