2016年9月10-11日
熟練者と奥山の源流部へ山遊びに行きました.
【小さな沢ですが名前がついており上流部に人食いイワナがいるという伝説があります】【斜面を川まで降下します.鉈で茂ってきた藪を切りはらいながら来たため思ったより時間がかかりました】【つきました.パラダイスです】【たくさんのイワナが元気よく毛ばりに飛びついてきます.ここまで苦労してきた甲斐があります】
【源流部で一泊.イワナは薪で焼き枯らします.串を口から入れて背骨が串の周りをらせん状に巻くように刺します.串の先は身から出しません.らせん状に刺さないと魚が串の周りを回転してしまい火に当てる面を調節できません.また串の先を身から出すと魚がずれて落ちてきてしまいます.身から出た余分な脂は串を伝って下に落ちます.ひらいた腹の中が乾いたら食べごろです.焼くと日持ちがするので一泊でも持って帰ることができます】【二日目は舞茸を探しながら帰りましたがまだ早いようです.次週に期待です.写真はミズナラの倒木の根元.結構な崖を上り下りするので舞茸探しはしんどいものだと思い出しました.遠目にミズナラを見分ける能力が必要です】【ヤマブドウもまだ熟していませんでした.おいしいジャムができます】【たわわに実ったサルナシ.味も見た目もキウイフルーツにそっくりです.これもまだ早いようです.あとヤマカガシとシマヘビを見かけましたが採れず.とちの実,オニグルミは採らず.子熊と親熊の足跡がありました.ここは熊の巣なので気をつけましょう.去年熊の親子と遭遇した場所です】
【クロモジの木をとりました.かんじきを作ります.前回は木を乾燥させてしまい失敗したので今回は熟練者のアドバイスに従い水を入れたバケツに活けておきます】【薪で焼くと煙で燻製になります.一晩おくと香りが落ち着いてさらにおいしくなるようです.好みでかなり水分を飛ばすように焼きました.食べるのが楽しみです】