2024年3月10日
Mars airplane 地球低高度飛行試験モデルのプロトタイプの飛行試験をしました.試験の都合上小型のプロペラをつけました.
マニュアルで飛ばします.トリム舵角を決めるためにまず2フライト.
3フライト目に縦,横・方向とも固有安定性がありエレボンで操縦できることを確認して着陸.合計3フライトでこの機体は退役させます.地球上で安定で操縦性が良くても,火星では安定性が悪くなります.固有値で評価すると十分の一程度.やはり運動特性は運動モデルを構築して数値シミュレーションで評価する必要があります.ただトリム迎角,舵角は共通です.次はもう少し精密なエアフレームを作り飛行をロギングするアビオを搭載したダイナミクス検証試験をします(工夫すれば地球のフライトで火星でのダイナミクスを評価できる).
Mars airplane 展開機構用ヒンジを試作しました.スプリングとロック機構はまだ実装していません.格安3万円の3Dプリンタでこの程度できたら上出来でしょう.カーボンファイバ入りABSフィラメントを使ってみました.カーボンファイバといってもホコリ程度の長さだと思いますが.
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