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APEN5の変更点

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!!主要諸元の決定4(Scilabを使った機体ダイナミクスの計算2)
!操舵入力に対する微係数の計算

舵角をδf,揚力傾斜をaとする.このとき操舵に対する翼の揚力係数Clの変化は,
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{{ref_image raundCl.png}}
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である.文献[McCormic]のFig. 3.32からFlap effectiveness factor  τを,同じくFig. 3.33からCorrection factor to flap ηを推算できる.これより操舵入力に対する微係数,
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{{ref_image SDI.png}}
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を得る.これ以外の操舵入力に対する微係数は簡単のため0とする.
さらにPlain flapの舵面を仮定しηt=ηf=0.8とする.また
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{{ref_image tau.png}}
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である.ここでct:水平尾翼翼弦長,ctf:エレベータ翼弦長,cf:垂直尾翼翼弦長,cff:ラダー翼弦長である.

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!可制御性,可観測性
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これらの微係数および,運動のA,B行列の計算,可制御性,可観測性のチェックを行うプログラムを示す.(UAVdyna1-1.sce).

{{ref UAVdyna1-1.sce}}

ただし観測量はピッチレート,ロールレート,ヨーレートの三つである.このプログラムを実行することにより,縦運動,横・方向運動の可制御性行列,可観測性行列がそれぞれ行フルランク,列フルランクであり,可制御可観測であることが確認できる.





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