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SDの変更点

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!!安定微係数
!空気力の線形化
運動特性を解析するには,線形化運動方程式右辺の空気力の項を,機体の状態量で表現する必要がある.そこで空気力を釣合状態周りに,機体の状態量についてテーラー展開する.

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【縦の空気力】
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{{ref_image longforce.png}}
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【横・方向の空気力】
{{ref_image latforce.png}}
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ここで添え字gは突風成分をあらわす.また添え字iは操縦舵面と推力変数を表し,通常【縦の空気力】においてはエレベータ舵角 とスロットル入力 を【横・方向の空気力】においてはエルロン舵角 とラダー舵角 をとる.
空気力の状態量に対する偏微分は安定微係数と呼ばれ,機体形状と釣合状態が与えられれば決定できる.また運動方程式には,力に関する微係数は質量で,モーメントに関する微係数はその軸周りの慣性モーメントで割った形で現れる.
{{ref_image SD.png}}
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!安定微係数の推算
安定微係数は風洞試験やCFD,飛行試験などを行えば決定できる.しかし通常の形状を持つ機体については有用な推算式が提案されており簡単に求めることができる.詳細は参考文献[Etkin],[McRuer],[加藤]などを参照されたい.
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